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【更新日】2023/05/7【公開日】2020/05/12
ご近所の家が塗り替えをはじめたり、訪問販売のセールスマンが「塗替えをした方が良いですよ」と訪れるようになってきた頃、「そろそろうちも塗替えをした方がいいのかな?」と思い始めるのではないでしょうか。
また、以下のようなお問い合わせをいただいたことがあります。
「まだ10年経ったくらいではキレイだし、家の外壁って本当に塗装する必要があるの?」
「見た目を気にしなければ大丈夫だから、外壁の塗替えは後回しにする」
実際に、そうお考えの方も少なくありません。いざ塗装をしようとなると数十万〜数百万円ものお金がかかりますので、できれば塗替えたくないと思う方もいるかと思います。
まず、結論から言うと外壁塗装を後回しにすることはおすすめできません。
あまり放置しすぎると外壁材が風化、劣化が進行します。これにより、外壁の寿命が短くなり、建物全体の耐久性に影響を与える可能性があります。
外壁塗装や外壁リフォームメンテナンスは、住宅にとって欠かすことが出来ない存在であり、
理想の塗装メンテナンス周期は10年に一度です。
ここでは、外壁塗装の必要性について、わかりやすくご紹介していきます。
新築からたった10年で、外壁や屋根をなぜ塗装しなければいけないのか。
一言でいうと、最悪の場合「家が壊れる」からです。壊れるということは、生活面にも影響が出てきます。その為、必然的に修理工事も伴います。
また、こまめにメンテナンスをすることで費用の節約にも繋がります。
→『美観性を保つため』が第一の目的ではありません。
私たちが考える以上に住まいはダメージを受けています。
だから、外壁塗装は10年が目安といわれているのです。
外壁の劣化がひどくなれば、建物の保護機能が失われてしまい、塗料では対応しきれなくなってしまいます。
そうなると、外壁の取替え工事や修理をしなくてはならず、費用はさらにかかってしまいます。
定期的に塗装工事で保護をしておけば、防げる劣化は多くあります。
よって、10年に一度という定期的な塗装をしておけば、建物維持などの費用を長期的にみて節約ができるということです。
外壁塗装における防水性とは、雨水を弾いて、家の中に雨水の侵入を防ぐ機能のことです。
皆さんのお家に塗られている外壁塗装用の塗料には、雨水を弾く効果が含まれています。この効果が切れると、雨水が家の中に侵入してきます。
では、防水機能の重要な役割をご説明いたします。
外壁塗装、屋根塗装を行う理由として、見た目の美しさを維持するためもありますが、最も重要なのが「防水」の機能となります。「防水」機能とは外壁の耐久力といえます。
この防水機能が切れることにより、外壁の耐久力が低下してしまいます。それにより、コケの付着や外壁のひび割れ、浮き、剥がれ、チョーキング現象(粉吹き)などといった様々な症状が現れてくるのです。
上記の現象を引き起こさないためにも、外壁の耐久力を守っているのは
「塗料の機能による防水効果」となります。
また、塗料には種類が多くあります。汚れにくい、劣化しにくい、断熱に優れているなどの様々な性質がありますので、ご自身に合った塗料選択を信頼できる塗装業者に相談してみてください。
日本の戸建て住宅はほとんどが木材を使用しています。その木材は、水分や湿気を含んだ状態が続くと腐食していきます。よって、建物の寿命が短くなってしまいます。
鉄部も同様に、水分を含むことによって錆びはじめます。
まず始めに外壁の劣化を確認できるのは艶感です。塗料の種類には「艶あり」と「艶なし」がありますが、艶有り塗料でも数年経つと艶感がなくなります。これが最初の劣化の合図です。艶がなくなると、外壁本体の防水機能が低下し始めます。
防水性の低下を放置し続けたことにより、建物内部の木材や鉄部の腐食が進行すると、外壁面が崩れたり、酷い場合は家そのものが傾いてしまう恐れがあります。
また、劣化により地震や台風などに耐えられず家が崩れてしまう危険性も生じます。
防水性の低下を放置することは、大切なお住いの寿命を短くしてしまいます。
防水機能の低下により、外壁に小さなヒビや亀裂が発生してきます。サイディング壁であればコーキングに小さな亀裂が生じてきます。ここで、ヒビ等を軽視して補修せずに放置すると、徐々にヒビが大きくなります。外壁も虫歯と同様に、放っておいて治るという事はありません。補修しない限り、劣化は進行します。
ヒビの発生は前回の塗装から10年前後に起こります。新築であれば、ほとんどが7年ほどで起こります。
外壁と室内の間には水が侵入しないための防水シートがあります。しかし、永久的に防水してくれるわけではありません。経年により必ず劣化していきます。
外壁のヒビや亀裂の隙間から入った水は、一か所とは限らず様々な場所から水が浸入してきますので、防水シートだけでは水を完全に食止めることはできません。水の侵入が繰り返えされることにより、結露や湿気が発生し、防水シートの内側にある木、鉄骨、コンクリートが劣化を始めていきます。
一概には言えませんが、ほとんどの方は自分のマイホームを綺麗な状態でながく住み続けたいと言う気持ちを持っていると思います。
そのため、家を購入してから一度も外壁塗装をしなくて良いということはありません。
しかし、外壁塗装メンテナンスの期間を延ばす方法はあります。
※塗装をしない方が良い例外のケースがひとつだけ存在しますので、順番にご説明いたします。
聞いたことがある方もいると思いますが、塗装用の塗料には耐久グレードがあります。
耐久グレードの高い塗料ほど価格は上がりますが、耐久性能にはっきりと違いが出てきます。
では、塗装の期間を延ばすおすすめ塗料は?
外壁塗装期間を延ばすための、おすすめ塗料は『シリコン塗料』と『ラジカル塗料』です。
※これよりも下位グレードの塗料(ウレタン塗料やアクリル塗料)では、耐用年数が物足りずコストパフォーマンスがあまりよくありません。反対に上位グレードの塗料(フッ素塗料)はお金に余裕があれば良いのですが、塗料価格が格段に上がってしまいます。
シリコン塗料とラジカル塗料は1㎡2000円〜3000円に対し、フッ素塗料は1㎡4500円前後となります。
近いうちに解体する予定がある建物なら無理に外壁塗装をする必要はありません。
ボロボロの外壁で残り数年を過ごすことになりますが、塗装をしないことで費用を節約するといった選択肢もあります。
塗装をしなくても良いというより、塗装では手が施せない場合となります。
その場合は塗装はできませんので、外壁のカバー方法や補修工事といったメンテナンス方法となります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
この記事では、『外壁塗装を放っておくと危険!?外壁塗装の必要性とは』ということついて解説してきましたが、
結論としては大切なマイホームの寿命を延ばすため、また劣化を防いで守っていくために、
外壁塗装は必要です。
ただ、必ず10年毎に塗装をするということではなく、ご自身に合った耐久年数の塗料を選択して、メンテナンスサイクルにしていきましょう。
この記事で、外壁塗装の必要性を少しでもご理解いただき、大切なマイホームを守るための知識としてお力添えできていれば幸いです。
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