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【更新日】2023/09/10
こんにちは。大和市で創業20年以上、住まいの塗装&リフォーム『株式会社SKホームやまと』です。
大和市では外壁塗装のリフォーム工事において、助成金制度が設けられているのをご存知でしたか?
大和市の公式ページ『くらしのガイド』には下記のように書いてあります。
大和市は災害に強いまちを目指しており「燃え広がらない・燃えないまち」「避難弱者が安心して暮らせるまち」への取組を加速させるため、住宅の不燃化改修工事やバリアフリー化改修工事の一部費用を助成しています。(大和市くらしのガイド引用)
今回はそのリフォーム工事補助金制度の対象となる外壁塗装について、どのようにしたら活用できるのかをご紹介いたします。
まず、どのような場合に助成金申請の対象となるかを見ていきます。
大和市くらしのガイド引用
大和市内にある住宅(木造)を所有する市民であれば、該当する工事費用が5万円以上の場合、10万円を上限として工事費の2分の1までの補助を受けることができます。
大和市くらしのガイド引用
大和市の助成金制度は「燃え広がらない・燃えないまち」「避難弱者が安心して暮らせるまち」への取り組みのため、建物を不燃化させることのできる材料でリフォームすることが重要です。上記画像の項目、2.外壁の改修工事の工事内容に『不燃塗料等に塗り替える』とあります。これが、外壁塗装における助成金申請が可能な項目になります。
申請金額は『工事費の1/2かつ上限10万円』に該当するので、20万円の工事で最大10万円が受け取れるといった仕組みになります。
次に、不燃塗料に該当する塗料についてご紹介いたします。
防火塗料とは火災発生時に生じる火炎から可燃建材を守り、延焼、火災拡大を防止すために塗装する塗料のことを防火塗料と言います。
防火塗料の種類には、発泡形防火塗料と非発泡形防火塗料の二種類があり、後者には難燃性塗料と不燃性塗料が存在します。
これらの塗料を使用することで、大和市の補助金申請を外壁塗装で活用することが可能となります。
では、それぞれについてご紹介いたします。
発泡形防火塗料は、平常時は一般の塗膜と同じ性状をしています。
塗膜が火炎や高温に触れることにより徐々に発泡と炭化が始まり、数十〜数百倍の厚さに膨張して緻密なスポンジ状炭素膜を形成し、不燃性ガスを発生させます。それにより、基材が着火温度に上昇するのを遅延させてくれます。
非発泡形防火塗料の難燃性塗料は、有機系の塗料に難燃剤を加えて燃え難くした塗料です。ゆえに、自己消火機能をもっています。
厚膜に塗装した塗膜が熱に触れることで消火性ガスが発生し、加熱性ガスの濃度を薄め、結晶水が放出され表面温度を低下させます。それにより、熱と炎の伝導を抑止し防火します。
非発泡形防火塗料の不燃性塗料は、水ガラスや金属リン酸塩をそれぞれ主体とし、硬化剤を加えて完全硬化させた無機系塗料です。
基材にこの塗料を塗ることで全体が不燃性になりますが、塗料自体には断熱性がないため、可燃物全体を不燃化することはできません。
長所:分解ガスが少なく完全不燃性であること、耐熱性が優れていること、表面硬度が高いこと、耐候性が優れていること、着色が自由にでき仕上げ塗料として使えること。
短所:取り扱いが複雑で作業性が劣る。下地との密着性、塗膜の柔軟性・耐水性などが劣ることなど。
いかがでしたでしょうか。今回は、神奈川県大和市の助成金制度をどのようにしたら外壁塗装に活用できるのかについてご紹介いたしました。大和市は火災対策に力を入れているため、外壁塗装で助成金を申請するには不燃材の塗料を使用することです。
ここからは筆者の意見です。
お住まいを火災に強く、安全性の高いものにしたいとお考えの方は、助成金を活用して外壁塗装をすることをおすすめします。
単純に外壁塗装の費用を安くしようとお考えの方にはおすすめできません。なぜなら、結果的に助成金で受け取れる金額よりも、防火塗料を使用する金額の方が上回る可能性が高いためです。
防火塗料は通常の塗料とは違い、取扱い等が難しく塗料単価もかなり高めです。また、申請のために時間を要してしまいます。
そのため、後者の方は一般的な塗料による塗装工事を、信頼できる地元の業者に依頼するのが良いでしょう。
※現在の制度や手続きに関する最新情報が更新されている可能性があります。公式ウェブサイトや関連機関に問い合わせて確認することをお推奨します。
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